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2019年度 部長、主将挨拶

【部長挨拶】


 この一年を顧みて
部長 神原 直幸



 本年度のラグビー部の最大のトピックは15人制のリーグ戦において2年ぶりに4部に復帰を果たしたことである。本年度はリーグ編成の変更により、9チームによる総当たり戦という変則的な開催であったが、全8戦に完勝した勢いそのままに、入れ替え戦も勝利した。部員数の不足は毎年のことであるが、選手たちの努力に加え、今年度より就任した仲元監督の適切な指導により、4部復帰という年度目標が達成できた。ラグビーについての専門知識を持たない私ではあるが、1年間で個々のスキルやフィットネスの向上のみでなく、チームとしての成熟が感じられた。
 例年同様、部員不足による戦力の不安定さが本学ラグビー部の最大の弱点であるが、最も部員不足が顕著となる教育実習の時期もラグビーセンス豊かな助っ人の活躍により無事乗り越えることができた。今年度の目標達成は適ったが、来年度はより高レベルでの試合となる。それに対応して4部で闘い、更に上を目指すためには安定した戦力の確保、つまり部員数の増加が喫緊の課題である。
 最後に、本年度もまた多くのご父兄やOB、OGが観戦に来てくれた。またホームグラウンドでの試合が多かったこともあり、多くの学生が観戦に来てくれた。こうした方々の声援が選手達を励ましてくれたことに対し、この場を借りて感謝の意を示したい。さらに生でラグビーを見て、関心を持った学生諸君にはラグビー部の一員となって欲しいと切に願

【主将挨拶】



 平成29年度の抱負
2019年度  主将 渡辺 太朗

 
 平成31年度のラグビー部の目標は3部昇格である。昨年度のリーグ戦は全8試合を勝ち抜き、その勢いのまま入れ替え戦も勝利し、4部昇格という好成績を収めた。昨年よりも更に厳しい戦いになるであろうが、その中でも良い成績を残せるようにチーム一丸となって尽力していこうと思う。
毎年の課題であるが、私たちのチームは部員数が少なく経験者は多くはない。しかし一人一人の意識や結束力は非常に高いため、人数不足が原因で実力を出し切れないことがないよう新たな選手の確保には力を入れていきたい。昨年はチームとしての結束と連携に多くの力を注ぎ、その結果、チームとしての基盤は強固なものとなった。そのため今年はその基盤を崩すことなく、チームよりも小さい個人間で経験者と初心者など様々なコミュニケーションをとる機会を多くしていきたいと考える。
また、もう一つの目標は「練習試合や合同練習を通して大きな怪我をしない体づくり」である。昨年も選手の体づくりを目標に掲げ、トレーニングや練習を行ってきたため、それまでに比べて大きな怪我はほとんど起こらなかった。今年はその目標を達成する過程(ウエイトトレーニングやフィールドトレーニング)を通して初心者が安全にラグビーの楽しさを感じることができるようにしたいと考える。また、今年も練習試合やリーグ戦などをできるだけ順天堂大学で開催し選手のモチベーションの維持や試合形式の練習での経験を積み、尚且つ多くの方々にラグビーというスポーツの興味深さを感じてもらいたい。
今年は昨年の成績に甘んずることなく、更なる高みを目指してチーム一丸となって練習に励んでいきたい。